カクソリプムバ
フェスティバル
- 期間: 2015. 10.16(金) ~ 10.18(日) / 3日間
- 場所 : 回山白蓮池一円
- 主催/主管 : 務安郡
一老邑義山里888番地天舎村はプムバの発祥地である。 裕福な人に物乞いはするが盗みはせず大変な隣人と共に分け合う愛の美徳を実践したプムバ。
プムバは1981年当時、一老面公会堂で仁義芸術会を通して文化活動を行っていた詩人であり劇作家でもあった、この地方出身の故金詩羅の脚色・演出で丁奎秀(第1代プムバ)が出演して初演した後、韓国内外で4,000回余りの最長公演を行い、最多観客を動員するという記録を立てた。
おどけた滑稽さと鋭い風刺が生きている韓国型一人芝居であるプンバは老若男女誰でも楽しめる文化コンテンツとして定着してきている。
「プムバ」は日本植民地時代から自由党時代の末まで務安を中心に韓国で一世風靡したカクソリの千長根の人生路程を通して庶民の暮しの哀歓をそのまま見せた。時代の変化に伴って軍事独裁、人権問題、労働問題、統一問題などに関して風刺形式を借りて鋭い毒舌と批判を加えて民衆の恨みを代りに解いてくれるカタルシスとなっている。
カクソル(覚説)は悟るという意味の「覚」と教えという意味の「説」の字からできていて、無一文で嘲弄の対象である「カクソル(覚説)」が、こうした状況を乗り越えながら、この世を生きていく人々に教訓を与えてくれるという意味で、500年にわたって絶えることのなかった乞食の一面を見せてくれる代表的なものが『プムバ』である。
住所
全羅南道務安郡一老邑白蓮路339-2